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実はそれと同じように、英語では背付きの四脚の椅子はチェア−、肘付きのものはアームチェア−、背のないものはスツール、ソファの類はカウチだとかセティーと言うし、背のない長椅子はベンチ、鏡台用の椅子はフランス語をつかってドレッシングプーフといったり言葉自体はいっぱいあるけれど、日本語で何にでも使える椅子という一般概念を現わす言葉はないんです。 |
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毎日椅子で生活している国で、それ自体を表す言葉がないなんて…とっても不便そうですけれど。 |
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例えば「どうぞ椅子にお掛けください」という時は「テイク ア チェア−」とはいわず「テイク ア シート」というわけですから、なるほど英語には椅子と言う言葉がないことになるのです。
おっと、インテリアの話というよりは言葉の話になってしまいましたね。
しかし、私の言いたいことは、これほどいろいろの椅子に囲まれて生活をしてきた欧米の人たちと日本人とは、歴史的に見て物凄く大きな隔たりがあるということにもっと気が付いてほしいということなんです。 |
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日本人はずっと畳に正座の生活でしたから、椅子に座るようになってからの歴史が浅い分、椅子に関して知らないままの事もたくさんありますよね。 |