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- 第5回 笑顔になれるリビングとは?

家族が笑顔で円満である秘訣!それは
ずばり、快適なリビングを作ること!!
快適かどうかは、リビングにある物の量でわかります。
リビングに家族のいろいろな物がありませんか?
子どものおもちゃ、本、趣味の物、書類など…
これは家族円満のバロメーターです。
既にお片付けシステムがうまくいっている方は、すっきりしたリビングに、家族円満でいらっしゃる
ことでしょう。
まだ、お片付けシステムができていない方は、家族がいろいろなものをリビングに持ってくることを、
嘆かないで下さい。
家族が集まるから物が集まる!それは幸せなことです。
とは言っても、持ってきたものをそのままにして、散らかされてばかりでは、快適とは言えないし、片付ける側としてはたまりません。
その物達をどうやって、本人たちに片付けてもらうかです。
散らからない、片付くシステムを作りましょう。


まずは“思いやり収納”を提案します。

例えば、子どもが帰宅して自分の部屋に入る前にお母さんのいるリビングに来ることは素敵なこと
です。帰ってきた瞬間の顔を見ることができる。その上、学校であったことを話し始めたなら、なお
すばらしい。何はさておき優先して聞いてあげて下さい。
話をしながら、子どもが制服を脱ぎ、着替えだす!OKじゃないですか!!
ただ、脱ぎっぱなしを許したり、お母さんが片づけることは止めましょう。
自分で脱いだものをハンガーにかけ、決まった場所に置きます。
リビングに制服・・・・「あり得な〜い!!」と思う方もいるでしょう。
でも、一旦許してあげましょう。 他にもいい効果があります。
思春期になると親子の会話は減り、自分の部屋で過ごす時間も長くなるでしょう。
リビングで着替える間だけでも、コミュニケーションが取れるという訳です。
制服の定位置をそのままリビングにしてもいいですし、本人が部屋に行くときに持って行ってもい
いです。決めたら守ってもらう!そこは徹底してください。
旦那様の脱ぎっぱなしの衣類。いつも脱ぐところは同じではないですか?
そこに籠を置きます。そうするとその中に入れてくれるようになります。
こちらは「まだ片づけてない!」「また出しっぱなし〜」とイライラしなくても済みます。
相手の事を思って収納場所を決めると必ず自分に幸せ効果が返ってきます!

次に家族と片づけ方について話し合うことを提案します。

リビングは公的な場所であるということも伝えて下さい。
私物を持ってきてもいいけれど、使い終わったら私的空間(自分の部屋)に戻すということです。こ
れは子どもの教育上でも大切なことです。学校や社会でその区別ができるように、まずは家の中
で学ぶのです。



我が家の子どもの制服。
中高生は部活の朝練があり、帰宅も遅いのでリビングに定位置があります。ただ、土曜日は各自の部屋が定位置です。
日曜日はすっきりしたダイニングにリセットします。
我が家の洗濯物。
夕方に畳みます。そしてダイニングのベンチシートの上に置きます。動線がいいからです。夕食の
テーブルセッティングの時に各自の部屋に運んでもらいます。そこにあると食事の時に座れないこ
とが功を奏しています。
リビング空間。
最低限の家具や物しか置かず、空間を広く取っています。その空間のおかげで家族全員での腕
立て伏せ大会や腕相撲大会が始まります。(私は掛け声係です(笑))
ちょっとしたこんな遊びも家族円満の秘訣だと思っています。
「笑顔収納レッスン」をお読みいただいてありがとうございました。お部屋を快適に保つというの
は家が安らぎの場になるということ、お片付けによる幸せ効果を信じて少しずつ始めてみてください。
今後は各場所の有効収納術をお伝えしていきたいと思います。こうご期待です!!
ここが知りたい!というご要望があればメッセージを送ってください。
ありがとうございました。
