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- 第18回 子ども部屋の収納

新年度が始まりましたね。進級・進学おめでとうございます。
準備などの忙しい時期が過ぎ、そろそろ落ち着いてきた頃ではないでしょうか。
この時期だからこそモノやお部屋の状態を見直してみましょう。
・思っていた以上に学校から貰ってくるものが多い
・塾で使うプリントが多い
・ランドセルが玄関におきっぱなし!
・おもちゃが手放せて、スペースが空いた
など、思っていた状態と違いが出てきていると思います。
現状を確認しながら、収納を考えましょう。
今、使いやすく整理収納をすることで、今後の生活がスムーズで快適に送ることができるでしょう。


まずは子どもを片付け上手にするために5つの項目をあげてみました。

@モノの量をきめて取捨選択
モノが多過ぎることで収納スペースが足りないと感じ、片付かないと思っている方が多いのです。
まずは必要なモノを選びましょう。
使っているものだけを選びます。
Aモノの住所を決める
全てのモノに定位置=住所を決めます。決めたら迷子にならないように、また、誰が見ても分かるようにラベルを貼ります。お子様には絵など分かりやすくしましょう。
ひと目で分かるように。
B 片付ける時間を決める
片付け方を教えても、子どもはなかなか自発的に片付けません。
時間を決めて実行しましょう。
例えば、“お風呂に入る前”や“夕食の前”などと決めておくと良いでしょう。
C 子どもが自分で判断
そのモノが必要かどうかは、本人にしか分かりません。決めるのは子ども自身です。そこで判断力を養うので、子どもが決めたことを否定しないでくださいね。
D 例外をつくらない
毎日の片付けルールや家族で決めたことは必ず守って習慣にしましょう。
今日は特別!なんて一度でも言ってしまうといつも特別になってしまいます。
詳しくは笑顔収納レッスン第4回をご覧ください。

次にお部屋の中のゾーニングを考えてみましょう。
ゾーニングとは用途や機能に合わせてゾーンごとに収納計画をたてることです。
どこで何をするのか考えてゾーンに分け、そこに必要なモノを収納していきます。
どこで何をするのか、ゾーンごと収納計画を立てます。
勉強をするゾーン、遊ぶゾーン、着替えるゾーンなどのゾーン作りをしましょう。
お子様と一緒に、簡単なお部屋の絵を書きながら、今ある家具に合わせてゾーンを考えてください。一緒に考えることでお子様の頭にもゾーニングのイメージができてくるはずです。
そして、そのゾーンには何が必要かを絵や言葉で書いてください。
この時も答えを出すのはお子様です。お母様は正解を導いてあげてください。
勉強場所がリビングの方は、リビングで何をするのかを決めます。 塾の勉強をするのか、学校の宿題をするのか、時間割もするのか・・など、子どもと相談しながら具体的に決めましょう。 そしてそのゾーンに必要なモノを書いてみましょう。
次回は勉強ゾーンのデスク周りの定位置を具体的にご紹介します。 特にプリント類が多くて困っていませんか。参考にしていただきたいと思います。

