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- 第36回 引っ越しがチャンスです!

整理収納サービスのご依頼で「引っ越し」のお手伝いをさせて頂くことがあります。
その場合「新居の収納をしてほしい」というご希望がほとんどですが、是非知って頂きたいことがあります。



新居ではどんな暮らしをするのか具体的に考えて家族で共有し、その暮らしに必要なモノだけを選ぶことが大切です。
まずは、ご家族でどんな暮らしをしていくのか話し合ってみましょう。
例えば、リビングを例に挙げると、
リビングはくつろぐ場にしたい。
リビングでも仕事がはかどるようにしたい。
リビングでは家族がたくさんコミュニケーションをとれる場にしたい。
たくさんの方に来てもらって人とのコミュニケーションがとれる場にしたい。
人はそれぞれ、求めていることが違います。
自分や家族の理想の暮らしに必要な家具やモノを選んでください。
新居に一旦入ってしまったモノはなかなか簡単に家から出ていきません。
一旦入れてしまったモノを処分するときには、時間、コスト、気持ちの負担が大きくなります。だいたい引っ越し業者に支払う金額にはモノの量が大きく反映されていますから、まずは引っ越し代が節約できますよね。節約したお金で新居に本当に必要なモノを購入した方がよっぽどいいと思いませんか!
「引っ越前に考える収納計画 @整理編」と、このあとご紹介する「引っ越前に考える収納計画 A収納編」も踏まえて必要なモノを絞りましょう。


毎日の生活習慣を振り返り、新居の間取りを見ながら動線を考えましょう。
そして、動線に合った収納場所を考えましょう。
同じ行動でも順番が違うと動きが変わります。歩く歩数が変わります。
出来る限り、動きが簡単に済むように行動に合わせて収納場所を決めます。
また、間取りによっては習慣を変えるほうがいい場合もあります。
例えば、2階建ての一軒家で階段を通る回数を数えてみましょう。
1階に寝室、クローゼット、浴室
2階にキッチン、リビングダイニング、洗面所、トイレ、和室


★のほうがムダな動きが多くなることが分かります。
☆だと時間短縮と労力軽減、ストレス軽減になると思いませんか!
更に収納場所も使う場所に収めることを考えましょう。
動線を考えた時、下着はどこに収めると便利でしょうね!

