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- 子育てマンガ トマコさんち
- vol.110 我が家のキャンバス

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- 青空の下で絵を描く。
だれにも邪魔されずに自由に、描きたいものを描く。
それは我が家のキャンバス。
大きな絵を描いて、自由に自分を表現して。
のびのびと今の自分を楽しむがいい。
- 我が家の駐車場はコンクリートで固めていて
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- 真夏の晴れた日はまぶしいほどに白く輝く。
- そんな白く大きな広場を、車を止めるだけに使うなんてもったいないと思ったのが始まりだったか。
ある日、マサオが言ったのだ。 -
- 自由にお絵かきしていいよ、と。
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色とりどりのチョークに子どもたちは夢中。
3歳なら3歳なりの、5歳なら5歳なりの。
それぞれの成長に応じた絵を描いていく。 -
- 8歳のなぁ太に至っては、掛け算や漢字も描くよ。
- 昔は丸とか四角とか単なる形だけを描いていた子どもたちが、意味のあるものを描いていく。
単調だったキャンバスは年が経つごとに複雑化し、芸術性を増していく。なんて素晴らしいんだろう。 -
- 暮れていく空を眺めながら、子どもの成長に感謝する。
- そんな感慨深い気持ちを胸に抱えたまま、駐車場キャンバスに目を移した時。
トマコは驚愕の事実を目の当たりにすることになるのです…。
