
-Page1/2-
時は20××年。
青く光る惑星の、小さな島国に。
一人の男と一人の女が暮らしていた。
男の名をマーサン。
女の名をトマティと言う。
二人はやがて夫婦となり。
仲睦まじく暮らしていた。

ある夜のことだった。
妻トマティはとても悩んでいた。
悩んで悩んでどうにかなってしまいそうだった。
「マーサン…。
愛しのマーサン…!!
私の悩みを聞いてくれるかしら。
私、昼間に寝過ぎて夜眠れないの…!!
とてもつらくてどうにかなっちゃいそうだわ…!!」

ヒステリックに泣き叫ぶトマティを見て。
マーサンは鼻息荒く立ちあがった
「おお…。なんてかわいそうなトマティ…!!
君の為に僕はこんなものを作ったよ!!
さぁ早速使っておくれ…!!」

そしてマーサンが差し出したものは…。
小さな丸い箱のようなものだった。

「これは自動睡眠装置といって、寝たくなくても眠らされてしまう装置なのさ。
まさに今のキミにぴったりだよ。
使い方は簡単。
スイッチを入れて、横に置くだけさ。」
「ありがとう、マーサン。
私使ってみるわ。」
そして二人は再び床につき。
トマティはマーサンからもらった自動睡眠装置のスイッチを押してみた。
すると、装置自体がどんどん温かくなり…。
なんと!!
装置が寝息を立て始めたではないか…!!

「まぁなんて素敵な装置なの!
まるで寝息が聞こえる湯たんぽみたい。
これなら眠れる気がするわ!」
トマティはとても感動した。
でも残念なことに、トマティはちっとも眠くならなかった。
それほどまでに昼寝をしすぎたのだ。
夜風にでも当たろうと、トマティが体を起こしたその時だった。
自動睡眠装置のアンテナが。
隣にいたはずのトマティを探すかのように動いたかと思うと…。
次の瞬間…
























