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- 子育てマンガ トマコさんち
- vol.17 マサオと倉庫と精米と。

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ペタッ ペタッ ペタッ…
暗い倉庫の奥から響く、不気味な足音…。-
- なぁ太は、父の手を強く握りしめた…。
- オレはマサオ。
オレの実家は米農家。
出来るだけおいしいお米を食べようじゃないか…ということで、
月に一度実家に出向き、食べる分だけを精米している、オレ、マサオ。精米をするには、精米機を置いてある倉庫に行かねばならないのだが。
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- その倉庫は暗く静かで…。農作業用の大型車がたくさんあって…。
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- 子供心をくすぐる、そんな倉庫がなぁ太もコン吉も大好きで。
- いつものように精米をしに倉庫に行った、オレと子供たち。
オレと、なぁ太と、コン吉、男三人。
しかし、オレは気づいた。
気づいてしまった。コン吉の姿が見えないことに…。
そして、倉庫の奥から…。 -
- 不気味な音が、聞こえてきたのだ…。
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- なぁ太は、オレの手を強く握りしめた…。
- オレは勇気を振り絞って、声を発した。
「コ…、コン吉…か…?」すると、そこに現れたのは…!!
