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- 子育てマンガ トマコさんち
- vol.60 年齢詐称の誕生日

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誕生日がきました!
だれの? -
そう、トマコの!
- トマコ、34歳になったんです。
- トマコは34歳になった。
34歳。 -
- 母の誕生日を自分のごとく喜ぶ男が ふたり…。
お前達の誕生日じゃないんだぞー!
でもまあ良しとしよう。
子供なんてこんなものだ。ところが、ここで問題発生です。
そう、トマコはウソを吐いていました。-
- 幼少期のなぁ太に、母の年齢をずっと偽っていたのです。
- かわいいジョークのつもりだったんです。
いつか本当のことを教えようと思っていたんです。が。
子供は成長と共に賢くなるもの。
ある時急に -
- 母の年齢が「はたち」に1歳足されるようになりました。
- こうなると困ったものです。
だって、冗談は冗談であって本当のことではないのです。
しかも「嘘つき」は「大罪」だと思っている幼児に、母が嘘をついたということがバレた日にゃ大変なことになるでしょう。去年は「21歳」だと言われたトマコ。
今年は「22歳」と言われるでしょう。
どうしたものか…と頭を悩ませていたその時。 -
なんと!!
21歳飛び越えて23歳とな!!
- 年が2つも上がったよ!!
ブラボー!!34歳にちょっと近づいたよ!!いや、ちょっと待てよ…?
「母は23歳」
この勘違いを放っておけばもしかしたら2年ずつ年が上がっていくかも?と思ったけれど。
この機会に、正しい年齢に近づけることは出来ないか?こうしてトマコは「なぁ太に母の本当の年齢を教えよう大作戦」を
決行したのである。
