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- 子育てマンガ トマコさんち
- vol.71 赤子の面倒見

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- たい蔵が1歳2カ月になった今。
今でこそ、なぁ太とコン吉は遊び相手になってくれるけれど。 -
- たい蔵が寝てばかりの赤子の頃は、全然興味がなかった兄たち。
- もっとたい蔵と遊んでやっておくれ!
そんなことを思ったものだった。 - 春、友人宅に行った時のこと。
そのお宅に待望の第二子が生まれたということで、お祝い片手に赤子に会いに行ってきたのだけれど。
その当時、たい蔵は生後11カ月、友人宅の赤子は生後2カ月で。 -
その大きさの違いに驚愕。
- 生後2カ月の赤ちゃんてば小さくて儚げで。
触ると壊してしまいそうで、怖くてなかなか抱っこ出来なかったほどなのに。逆に、成長が遅いと言えどたい蔵@生後11カ月。
驚きの安定感。
多少転がしても壊れそうにない頑丈さ。
同じ赤子でもえらい違いだ。そんな友人宅では、なんと。
この儚げな赤子を、第一子のお兄ちゃんが面倒をよく見ると言う。
しかも、その家のお兄ちゃんはコン吉と同い年。 -
- この時2人ともまだ3歳。
3歳児が赤子の面倒を見る?!
それはなんとも羨ましいかぎり!!と叫ぶトマコだったが。おや?
友人夫婦の顔色がさえないようですが?-
- 言葉のキレもいまいち良くない。
- なぜだろうと思ったその時だった。
-
抱っこしちょるー!!!
- 3歳児がね!!
首がグッラグラの赤子を!!
誰の手も借りずに自然に抱っこ!!
これはすごい!!
ウチの兄たちはたい蔵を抱くのを怖がるってのに!!すごいねー!と語りかけた時。
「これが困るんだよ」
と友人は言った。困る?
なぜ?
我が家では、トマコは家事をしていてもトイレに行っていても。 -
- トマコは赤子を気にかけてばかり。
- 誤飲とか窒息とか色々心配だし。
目を離した隙に長いものが刺さったら危ないし。なのに2人の兄は、赤子の様子をちっとも気にかけることがない。
2人で遊んでばかりでちっとも赤子の面倒を見ない。
赤子が泣いてもそれをBGMにして気にせず遊び続けるほど、無関心。ふいに抱っこをしたがることもあったけど。 -
- コン吉もたい蔵もお互いが怖がって
なんじゃこりゃ!
状態。
- 事故が起きる心配が低いのはいい。
けど、もうちょっと関わっておくれよー!と思ったものだった。だから、関わってくれるだけいいんじゃないかなと思ったのだが。
この後トマコはある話を聞いて驚愕することになる…。
