- アイリス収納・インテリア ドットコム
- 子育てマンガ トマコさんち
- vol.74 公園ノススメ

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- 子どもたちが遊ぶ時。
必ず起きる、トラブル。
それは小さなものだったり。
大きなものだったり。
親が大きなものと思っても、子供にとっては小さなものだったり。
その逆もあったり。
ただ -
- その時、親はどう関わるか。
- 公園、それは親が試される場所。
- その日。
朝からトマコは、コン吉とたい蔵を連れて公園に行った。
その公園は、平日にも関わらず子どもたちで賑わっていた。コン吉は幼稚園児で、この日は振り替え休日だったのだけれど。
他の幼稚園も振り替え休日があったのだろう。
公園で遊んでいる子は大概、幼稚園に通っているであろう的な年齢の子だった。 -
- フレンドリーなコン吉は、初対面の男の子達と一緒に遊びだし。
- その様子を傍目に見ながら、たい蔵の面倒を見るトマコ。
ハイハイ魔人のたい蔵君は、ちょっと目を離した隙に色んなものを食べようとするので。
ほんっと目が離せないのです。だから。
コン吉がお友達と遊んでくれるのはすごく助かるのだけれど。
ここで問題がひとつ。男の子の遊びってね、やっぱりハード。
集団で遊べば、余計にハードさが増す。だけど、どこから口を出せばいいのか。
そこが難しいところ。
口を出し過ぎてもいけないし。
かと言って完全放置してもよいわけではなく、やっぱりまだ親が見てないといけない年頃だし。
お母さん同士が知り合いなら、口を出すタイミングとか確認出来るけど。 -
- 初対面のお子さんばかりなので、親がだれなのか分からない。
- 勇気を出して話かけてみるべきかしら?
でも迷惑だったりしないかしら?
ああもう、トマコドキドキしちゃう☆
なんてことを考えていたその時。事件が起きた。
男の子達が、戦いごっこを始めたのだ -
- 繰り広げられるキックやパンチ。
みんな興奮状態だ。
戦いごっこは本当に悩む。
それ全てが悪いわけではない。
ただ、やり過ぎは良くない。
でも、家庭によって口を出すタイミングは違うから余計に難しい。しかも今回の場合、戦いごっこを始めたのはヨソのお子様で。-
- 我が子は遊具で平和に遊んでいた。
- まあ、見たところまだ危険なことはしてないし。
その前にまず、あの子達の親がどう関わるかだな…と思っていたその時だった。
声高らかに叫んだ人がいた。
