- アイリス収納・インテリア ドットコム
- 子育てマンガ トマコさんち
- vol.89 1歳児の想定外

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- だれが想像しただろう。
わが子が。 -
- 目に入れても痛くないほどの、かわいさ真っ盛りの1歳児が。
- まさか、あんなことになるなんて…。
だれが想像しただろう。 - たい蔵1歳10か月。
2歳まであと少し。
そんな彼には、ちょっとした癖があった。
それは、そう。 -
- ハムスター。
- ほお袋を持つ動物のごとく、食べ物を口に含んだまま出さないという癖。これは恐ろしくやっかいだ。
食事中はまだいい。
口に食べ物が入ってくだけなのだから。
しかし、食後。家族の空気が張り詰める。まるで別の生き物のごとく顔の形が変形した1歳児に -
- 家族みんなの意識が集中する。
-
母は1歳児に語りかける。
そのお口の中のものをティッシュの上に出しなさいと。
しかし素直に言うことを聞かないのが1歳児@もうすぐ魔の二歳児。
だって、ほお袋に食べ物を貯めることが好きなのですもの。
気が向いたときに咀嚼して楽しむために入れているのですもの。
大事な保管食、出したくないわよね。しかし。そうは問屋が許さない。 -
- 喉に詰まるだろ!という問題。
-
嫌がる1歳児を抑えこみ、ほお袋からほじくりだす食後の定例行事。
実際喉に詰まって危ないことになったことがあるため、この行事は欠かさない。けれど拒絶による一歳児の激しい暴れっぷりに -
- 逆に喉に詰まることもしばしばで。
- 何のために頑張っているのかよく分からなくなっていた、今日この頃。
たい蔵のほお袋ラブっぷりに、頭を抱える日々だったのでございます。
