子供部屋 〜子供の目線としつけの観点から〜

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コーディネート講座

第30回
子供部屋 〜子供の目線としつけの観点から〜

今回は子供部屋を考えてみましょう。

子供部屋というと、たいがいはベッドと机で占められている部屋です。兄弟が多ければそれぞれに部屋を用意しているご家庭もあります。でも、果たしてそれでいいのかなぁ?と私はいつも疑問です。
他の部屋はそれぞれ、団欒・来客・休む、というように使用目的で分かれているのに、子供の部屋だけが勉強と休息が一緒になっています。

本来目的の違う行為が一緒になった部屋であるため、家の中に子どもの隔離したゾーンがあるようにも思えます。中には冷蔵庫まで備えて、部屋の中だけで生活できる感じだったり。しかも、玄関から家族に顔を合せる事もなく出入りできる、こんな状態では、ますます子供との距離感が感じられ、引きこもりの予備軍を作っているような気がします。インテリアも大事ですが、子供部屋に関してはある程度、親の管理下のもと教育ができる環境が必要ではないでしょうか(何か教育論ぽくなりましたね)。それでは、どんな子供部屋が理想なのでしょうか。

まず、子供部屋は子供の寝室と共同の勉強部屋、二つのゾーンに分けます。スペースがなくて…という前に、階段ホール、屋根裏を利用したロフト、使われていない和室などがないかまず探してみましょう。狭くても高さがあれば大丈夫。工夫次第で見つかるかもしれません。

子供の寝室

基本的には前回の寝室と同じですが、子供なので楽しい夢のある、多少遊び心がある寝室でもいいと思います。遊んだら片付けるという習慣をつける為にも、子供の目線で片付けやすい部屋にする事が必要です。 とはいえ子供に細かく整理整頓と言っても無理なので、大雑把な片付けBOXを用意しましょう。小さいうちはそのBOXを動物などの形にしたり、ビビットな色を付けて、目立つ工夫を。

床は子どもが遊んで、汚してもいい素材にします。じゅうたんなら、リーズナブルのものを使い、汚れたら簡単に取りかえられるものがいいですね。 最近、タイルカーペットのいいものが出ています。これだと汚れたところだけの交換でオーケーです。小さいお子さんでしたら、キャラクターものもあります。 大人から見ると?ですが、お子さんにとっては、自分の大事なキャラクターと一緒はうれしいようです。といってもある年齢に達したら、取り替える心つもりで!
フローリングはキャスター対応の丈夫なものを。色は明るめの方が、傷が目立たないです。

壁は落書きや、ひっかきに強いものを選んで下さい。絵やプリントを張り出してもかまわないものがいいです。 クロスであれば、表面強化や、耐水性を持ったもの。画鋲をさしても後の残らないものがお勧めです。
柄のクロスを使う場合、将来張替えをする前提なら、子どもの年齢にあわせて楽しい柄を選んでみてもよいかと思います。 天井が宇宙だったり、青空なんていうのも楽しいでしょう。壁の一面だけを遊びの柄にするだけでもいいと思います。 全体の柄よりもうるさくなりませんし、一面だけなら気軽に張りかえられます。また、好きな柄を子供に選ばせれば、子供も楽しいはずです。

照明は部屋全体を照らす全体照明を真ん中に1台。後は枕元にスタンドがあるといいでしょう。結構暗闇を怖がる子供が多いので、できれば足元灯も付けてあげましょう。 同じ意味で、カーテンは遮光タイプはやめましょう。お寝坊の習慣をつけないためにも、朝日を感じるくらいがちょうどいいのでは?日中疲れるくらい遊べば、ぐっすり眠れるはずです。

カーテンは気軽に取り替えられるものにしましょう。柄は遊んでいいでしょう。可愛いもの、キャラクターもの、本人が好きなものを選んでください。成長に応じて好みも変わります。
それに小さな子供にとっては、カーテンも遊び道具。隠れたり、体に巻きつけたりと色々です。高いものよりもリーズナブルなもので…。

遊び道具とする年齢を過ぎたら、ブラインドでもいいと思います。これならしばらくはもちますし、部屋もすっきり見えます。
家具としてはベッドですが、成長に応じてサイズが変わります。買い換えるつもりであれば可愛いベッドでもよいでしょうが、長く使うのであれば最初から大人 サイズのものを選びます。ベッドカバーで可愛らしさを出してあげて下さい。好きなベットカバーを選んでおけば、ベッドメイクの習慣も付けやすくなります。 そして、マットレスは固めのものを選びましょう。

兄弟姉妹で使う場合もありますね。その場合子供部屋を二つ作るのではなく、大きな部屋を一つ作り、成長に合わせて、家具で間仕切りしておくのはどうでしょ う。子供達が巣立った時、他の用途への変更が楽です。どこのご家庭を見ても、昔の子供部屋がただの物置になってしまっています。将来を見越した部屋作りが 大事です。

勉強部屋

勉強に関しては家族の図書室を作り、コミュニケーションの場としたらいかがでしょう。できれば開放的に…。いくら勉強しなさいといったって、親も勉強する姿を見せないと子どもは納得しません。 しかも、共同で使う本もあります。天井一杯に本棚が並んだ部屋って、素敵です。パソコンだって子供のうちは、それぞれ持つより家族で使ったほうが管理しやすいと思います。

机も、カウンター形式にしておけばすっきりします。市販の勉強机は色々工夫されていて目移りしますが、製品的に長く使えるかなと考えると、少々疑問です。 子供は成長することを忘れないで下さい。造作家具というと高い気はしますが、部屋を有効に使えるという観点から言うと、それを選ぶだけの価値はあります。

勉強部屋の色彩に関しては暗くても明るくても、やはり集中して欲しいので、落ち着ける色がお勧めです。
カーテンも、ボリュームの出ない、ブラインドやシェード、ロールスクリーンが適しています。照明も、全体を明るくするものと手元を明るくするもの、2種類を使い分けます。
勉強部屋を、共同で使うことに抵抗がある方もいると思いますが、学校でも仕事でも、一人だけ机を使うことはありませんね。常に誰かと一緒です。受験だって、大勢の中で受けます。
家族の使う時間帯だってさまざまです。例えば日中はお母さんと幼い子供、午後から夕方過ぎは小学生、夜遅くは受験生やお父さんと、使い分け可能です。家族ですから、もちろん一緒になってもいいですよね。
そして、子供の友達が来たときにも、このゾーンで遊ばせるようにしておくと、親の目が届きます。親の目を盗める場所を家の中に作らないようにしておくことも大切ではないでしょうか。

以上、私が考える子供部屋です。

でも、どうしても独立した子供部屋にしたい、スペースが足りない、その時には、今までの内容を参考にして一部屋で考えます。その場合家具の配置に気をつけましょう。ベッドの近くに机を置かず、寝るゾーンと勉強のゾーンを離す事。近すぎるとどうしても横になりがちです。また、窓の近くの机は外の誘惑に負けがちです。勉強に専念してもらう為にも避けましょう。そして家具はユニットタイプを選ぶと、成長に合わせて付け加えたり取り外したりと、用途によって変えることができるので便利です。

○子供の目線としつけの観点で選ぶ
○将来変えられる前提で選ぶ
○子供の好きな色をテーマに統一した色でまとめる

これだけ守れば大丈夫。

いかがでしょう。子供のものは可愛らしい物がたくさんあります。親としてはどれもこれも与えたくなるでしょう。でも、子供部屋は教育の為の部屋でもあるのです。
皆さんも、その辺も少し考慮に入れて、夢だけではない子供部屋を作ってあげてくださいね。それではこの辺で…。

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