インテリアデコレーション2 〜灯りを楽しんで〜

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コーディネート講座

第34回
インテリアデコレーション2 〜灯りを楽しんで〜

私たちの生活に欠かせない「灯り」が、今回のテーマです。
さて、「灯り」ということですが、照明器具の付いていない部屋はまずありません。あなたのお部屋も照明器具が必ず1つはありますね?
実は、照明器具には“物を見る”為の物と、“雰囲気を楽しむ”為の物の2種類があります。
そして皆さんの部屋にあるのは、ほとんどが物を見る為の灯りではないでしょうか?
雰囲気を楽しむ方の灯りについては、少々問題があるのでは?

たかが照明とあなどるなかれ、それによって、部屋が広く見えたり、狭く見えたり、女性の顔であれば、美人にも、それなりにも見える効果があるのです。
照明の効果を知って、効果的に使いこなしましょう。

基本となるメイン照明選び

照明器具には大きく分けて「天井に付けるタイプ」「ぶら下げるタイプ」「壁につけるタイプ」「置くタイプ」等があります。
部屋のメイン照明としてよく使われるのは、「天井に付けるタイプ」と「ぶら下げるタイプ」2つでしょう。
照明器具はより天井に近い方が、より部屋全体を明るくします。もちろん照明器具の形にもよりますが、その下を中心に明るくするからです。ですから、部屋を明るくしたいときは天井付けの物を選びましょう。

インテリア的にはインテリアスタイルと合ったデザインの器具を選択することが基本です。モダンならシンプルなデザイン、クラシックなら、デコラティブなデザイン…というように。

照明の明るさ

明るさは、基本的に部屋の大きさに合わせて選びます。8帖の部屋には8帖用、12帖には12帖のワット数というように。しかし、これは好みで選んでも良いでしょう。部屋の用途によっては、暗くてもいい部屋(寝室等)、明るい方がいい部屋(高齢者の部屋等)がありますから。
しかし、明るさよりもっと大切なのは、次でお話しする“光の色”です。

光の色

なぜ光の色が大切なのか…。それは、色によって部屋の印象がガラリと変わるからです。

光の色のは、大きく蛍光灯色と電球色に分かれます。

蛍光灯はどちらかというと白っぽい光です。最近は電球の光の色に近い色もありますが、微妙にうそっぽい気がします(しかも明るくなるまで時間がかかります)。
蛍光灯の特徴は、より明るく感じて、クールな印象を与えます。電球に比べて電気代が安い。等でしょうか。

電気球は黄味を帯びた光です。種類もいろいろあり、寿命の長いタイプのものもあります。電球色は暖か味や落ち着きがあります。ただ、熱を持ちやすく、蛍光灯に比べ電気代もかかるかも。

一般的には、部屋は明るく、電気代も安くしたい、と言う事で蛍光灯を好む方が多いのが現実。でも、ちょっと待って!蛍光灯は確かに明るいのですが、物を平面的に見せてしまいます。陰影がないので部屋の奥行きを感じられないのです。狭い部屋を広く見せようとするなら、隅々まで明るく見せるより、陰影があったほうが効果的なのです。
高級なレストランやお酒の場所で、蛍光灯の白い光を使っているところは少ないですよね。それは暖色の照明が室内に陰影を持たせ、落ち着きと高級感の雰囲気を出させる事と、食べ物をおいしく見せる効果があるからです。

また、女性を美人に見せる効果もあります。影が出来ることによって鼻も高く立体的な顔に見せるのです。私だったら、蛍光灯の下では誰とも会いたくありませんが・・・。

余談ですが、海外に行って飛行機から地上を見ると日本がすぐわかります。街の光が白いのです。さらにこんな話もありました。どなたかがドイツに住んでいた時に、ご近所からお宅の明かりは白すぎると苦情が来たそうです。
住まいの照明に対する考え方の違いが良くわかる話です。
日本だって元々は落ち着いた暖か味のある光の下で暮らしていました。日本人はいつから蛍光灯好きになったのでしょうね。

ポイント照明を使いこなす

部屋の主照明の次は部分的な照明をみてみましょう。まず第一にデザインは主照明と合わせます。
私がインテリアを学んだ時に、照明の理想はホテルだと教えられました。
天井の照明は不要、場所毎に適した灯りを用意する、というのです。しかもすべて電球で・・・。まぁ、これは極端な例ですが、雰囲気は抜群です。

映画のインテリアもお手本になります。素敵なインテリアだと思ってよくみてみると、灯りが点在していて、部屋に奥行きが出ています。主人公が場所を移動する毎に、灯りが映る顔の表情も変化して、灯り1つで住んでいる人の心情までが浮かんできます。これは蛍光灯では表現出来ない技。是非取り入れたいところです(好きな人と一緒の時には特にですよ)。

では、具体的にポイント照明を配置するのは、どんな用途・場所が考えられるでしょうか。

本を読む時のスタンド

本の字が見えることが大事。寝転んでみるか、座って読むかで光の向きが違います。

机の上のスタンド

これは勉強だったり、パソコンだったり作業ですので、目に優しい物を選びます。光の向きは下でしょう。

アクセントとしてのスタンド

ソファの横や、サイドボードの上。出窓なんかは外へのアピールです。

影を楽しむスタンド

光自体を楽しむ為。壁に向かって光をあてます。例えばスポットライトを観葉植物の後ろに置けば、壁に影が広がってそれだけでアートです。

物を引き立たせるスタンド

壁の絵、棚に置いた小物、それらを強調する為です。

以上を効果的に使いこなせば、あなたも照明美人になれるかも。美しく見せたい強い意志があれば大丈夫。チャレンジしてみて下さいね。
でも、どうしても蛍光灯大好きな方は、明るい蛍光灯を天井に付けておき、ここぞの時に、点在させたスタンドで楽しむ方法ならいかがでしょう?

いかがでしたか?蛍光灯は昼の明るさを夜までも…という発想なのではないでしょうか?本来、昼と夜は違うのです。その考え方を変えてみましょう。日の出とともに動き出し、日没とともに休むというのが自然の姿です。体のリズムを大事にすればイライラもなくなり、精神的にも、美容にもいいはずです。
最後に、当たり前ですが照明は夜をメインに考えるもの、適材適所の照明を使って一日の終わりをゆったりと過ごして下さい。灯り1つで心身ともに健康に!

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