テーブルコーディネート 〜テーブルから始まる〜

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コーディネート講座

第43回
テーブルコーディネート 〜テーブルから始まる〜

今回はテーブルが主役です。
テーブルコーディネートというと、お客様を迎える為のものと考えがちですが、そんな改まったものではありません。毎日の食卓に活かしてこそのものです。ただ、食べるだけならば動物と一緒で味気ないと思いませんか?

テーブルの演出は、楽しむ食事をするためのアイテムと考えましょう。 それでは、日常のテーブルコーディネート、どんなことに気をつければいいのでしょうか?

テーブルには花とキャンドル?

映画の中の食事のシーン、輝くキャンドルに照らされ、輝くクリスタルや銀の食器、きれいにアレンジメントされたユリやバラの花。ゴージャスですね。女性も男性もドレスアップ。そんなイメージが先行していませんか?しかし、こんなシーンは普段の食事ではありませんね。

普段のテーブルであれば、一輪挿しに庭や道端の花や葉っぱを挿すだけで充分です。お金もかかりません。おもてなしの場合や、誕生会や結婚記念日などのイベントの時は少し豪華にしてもいいでしょう。

花を飾る場合に、気を付けなければいけない事は、

1. 香りの強い花は避ける事

料理の匂いを壊してしまいますし、人によってはアレルギーがあります。聞くところによると各国の方が集まる晩餐会ではそのためにフェイクの花を使う事もあるとか・・・。

2. 大きさに注意

向かい合った相手の顔が隠れてしまうような、大きさはNG。会話の基本である、相手の目を見て話すことがが出来なくなってしまいます。

花はテーブルを華やかにすると同時に、季節感を出すことも出来ます。ぜひ、積極的に取り入れてみませんか?

キャンドルは、よほどのことがない限り省いてもいいでしょう。やはり私たち日本人にはなじみがないので無理があるようです。教室でテーブルコーディネート を習った方が、結婚記念日に雰囲気を良くするためにキャンドルを灯し、ご主人の帰りを待っていたところ、帰ってきたご主人が「なんだ、停電か?」といった というエピソードを聞いたことがありますが、私たちにとってキャンドルはそんな程度です。扱いにも注意が必要なので、最近発売されているLEDや、電池式 のキャンドルのほうが、使いやすいかもしれませんね。

キャンドルよりも取り入れたいのは光の色です。キャンドルが素敵なのは、光の色が暖かく揺らぎがあるので、人や料理をより素敵に見せてくれます。この効果 は取り入れましょう。ですので、白々しい蛍光灯は避けて、電球の暖かい光をテーブルの上だけに光を集めるペンダントライトがお勧めです。

テーブルセンター、ランチョンマット、テーブルランナー

食器の底は結構ザラザラしています。フォークやナイフといったカトラリーもテーブルを傷つける元です。それを保護する目的で使われるのが、テーブルセン ター、ランチョンマット、テーブルランナーといったアクセサリーです。また、テーブルに華やかさを与えてくれます。取り替えて使うものですから、季節や目 的によってアレンジ出来るのも魅力です。凝った演出で、テーブルランナーに帯を応用している例もありましたが、個人的にはいきすぎだと思います。外国人の 方が使うのは大目に見るとして、私たちの感覚では「チョットと・・・」いう気がします。

逆に一番取り入れたいのはランチョンマットです。素材を選べば、洗濯も簡単ですし、お値段も手ごろなので、季節ごとやシーンごとに何種類か用意して楽しめ ます。洗濯嫌いの方は、ビニール製の他、ラミネート加工されているものもあります。子供の絵やきれいな紙を、プラスチックで挟んで自分で作ってしまう方法 もあります。文具屋さんなどで1枚600円位でやってくれます。

和でしたら、和紙を使ったり、巻きすを代用してもいいでしょう。片づけを簡単にしたい人は、それぞれにお盆を用意してもいいのでは?食事が済んだらそのまま下げてもらえば、ラクですよ。(ただ、くれぐれも定食屋のお盆にならないよう気をつけて下さい!)

箸置き、ナイフレスト

箸置きやナイフレストはなくても困るものではありませんが、あったほうがより素敵です。川原で拾った石や庭の枝など、工夫次第で色々遊べます。ちびた(短くなってしまった)鉛筆を紐でくくっても面白いかもしれませんよ。工夫して作る事で、会話の素になります。

食器の色とデザイン

食器も凝りだすとどんどん増えてしまいます。収納が沢山あって、贅沢に食器を買える方は別として、始めは白や黒程度で揃えましょう。料理を引き立てるため には無地が一番です。白と黒を用意するのは、料理によっては軽く見えたほうがいいものと重く見えたほうがいいものがあるからです。食器を単純化しておけ ば、その他の色を色々楽しめます。

厳密に言えばテーブルコーディネートといえども歴史と結びついていて、色デザインそれぞれ由来と伝統があり、お約束もあります。ただ日常を楽しむというス タンスであれば、細かいことにはこだわらず、好きな色柄を使って下さい。口に入れるという観点から清潔感だけは忘れないで・・・。

テーブルに小物を置く?

食事をする場所なのに、何で小物を置くの?と思う方も多いと思います。和食の場合は花程度ですが、洋食の場合はテーブルの上に小物を置く場合があります。 例えば、カード立て、人形、小さな小箱、ガラスの靴のオブジェ等などです。これは会話を弾ませる働きがあります。食事をしていると、突然会話が途切れ、沈 黙するときがあります。天使が通った、なんていう表現もありますが、結構つらいですよね。

黙りこくった食卓ほど辛いものはありません。そんな時テーブルの上に小物があると、それが会話のきっかけになるので、場をつなげる役割として置くのです。

あまり日常的ではありませんが、子供の誕生パーティなどでの演出として使えるかもしれません。あるいは親の還暦祝いのテーブルに思い出の小物を置くことで話が盛り上がるかもしれませんね。

最後に

何度も出てきたように、食事で大事なのは会話です。テーブルコーディネートは、会話を楽しむための手段といってもいいでしょう。黙々と、雑然と散らかった 中で食べる、そんなテーブルでの食事は餌を食べているとしか思えません。せめて、1日のうちの1食でも楽しむ食事にして下さい。

知人に、料理が全くダメな人がおります。彼女の得意技は、デパ地下コンビニ食品をキレイに盛り付け、コーディネートする事。その出来栄えに周囲は料理上手な人と思っています。料理は得意な人と、不得意な人がいると思いますが、苦手な方はテーブルの演出次第で大丈夫ですよ。

なぜって、味は視覚で決まるといいます。ならば、その視覚を利用しておいしい料理にするために、ぜひテーブルコーディネートを利用して下さい。

さあ、今日の食事からいかがでしょう?

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