家具選びのポイント オーダー家具編

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コーディネート講座

第50回
家具選びのポイント オーダー家具編

はじめに

皆さん、家具をオーダーしたことはありますか?
「高そうだし、ちょっと贅沢な感じがしてそこまでは…。」と思われますか?
確かに、自分だけのオリジナル家具となると安くはありませんが、材料の選び方によっては思いのほか安く仕上げることも可能なのです。それに無駄な隙間もな く、ピッタリサイズで自分が使いやすく出来るのであれば、かえってお得かもしれません。
ただ、注文方法を間違えてしまうと無用の長物ともなりかねないので、失敗しないポイントを考えてみましょう。

オーダー家具Q&A

● どんな家具がオーダー出来るの?
家具の全てはオーダーできます。
家具は箱物(主に収納や飾りの家具)と脚物(体を支える椅子やテーブル・ソファ等)に分けられますが、オーダーするなら箱物系がお勧め。テーブル以外の脚物は個人の体に左右されるので高度な造作になります。座り心地等微妙な感覚は、数値で表しにくいからです。よって、お値段が高くなりがちです。

● どんな時にオーダーすればいいの?
既成の家具に好みのデザインがなかったり、隙間を利用して収納力を高めたい時。また、手持ちの家具と同じ物が欲しいのに、手に入らない時。などでしょうか。あるいは、家具の存在を見せたくないので、壁面のようにしたい時もおすすめですね。

● フルオーダーとセミオーダーの違いは?
洋服でも1から作る場合と、ある程度形が決まっていてサイズだけ変更するセミオーダーがあるように、家具にも1から作る場合と、色やサイズを変えるだけのセミオーダーがあります。後者の方なら最初から作る訳ではないので、1割から2割の価格アップ位で出来ます。
他にユニット家具もある程度自分仕様が可能です。パーツで組み立てる、ボックスで組み立てる、またはそのMIXなど、方法は色々です。

隙間を埋めたいというのであれば、家具でピッタリにする以外にも、出来るだけ近い寸法の家具を選んだ後で、出来た隙間を塞いでしまう方法もあります。その 場合内装工事が必要ですが隙間が気になる方はこちらでもいいでしょう。どちらの手段が安くなるか比較して決めて下さい。
見えない部分に既製品を使い、見える扉だけをオーダーするという方法もあります。

オーダーする際のポイント

フルオーダーの場合は、まずデザインとサイズを決めて見積をします。
その時には、あらかじめ予算も伝えておきましょう。一見同じに見えても、塗装で仕上げるのか、化粧板で仕上るのか、またはシート張りと言ってフイルム状になったものを貼るのかなど、材料によって値段は大きく変わります。
次にサイズを確認します。その際、現場採寸と言って、実際の場所の寸法を測ります。
皆さんは、家は直角で出来ていると思いがちですが実は決してそうではありません。曲がっていたり膨らんでいたり、と結構いろいろなのです。また、家を建て た時には直角でも時間と共に変形している時もあります。その他コンセントやエアコンなどがぶつかったり、現場を見ないとわからない事が沢山あります。

オーダー家具の失敗の中にこんな例があります。

(1)壁面収納を取り付けたら、後ろのコンセントが使えなくなった。
→これは家具にコンセントを移せば大丈夫です。あらかじめ確認が必要です。
(2)天井一杯まで作った収納、扉を開けたら照明器具にぶつかってしまい開かない。
→これも事前調査が不十分。引戸にすれば大丈夫でした。

これらは現地調査と打合せを十分していれば避けられる事が殆どです。
見積の時には仕上りのサンプルもお願いしましょう、出来るだけ完成時の情報をもらう様にして下さい。そうすれば「こんなはずじゃなかった」が避けられます。

次にオーダーの多い家具毎にポイントをチェックしてみましょう。

食器棚

近頃では単品の食器棚も種類が豊富になりました。良い物があればそちらでも十分かもしれません。
オーダーする場合は、キッチンの色と食器棚の色を合わせましょう。または、キッチンは沢山の色があふれるので清潔感があり存在感のない白がお勧めです。
ポットやレンジ置き場がない場合はカウンター付にします。ごみ置き場をカウンター下に作るとゴミをうまく隠せます。ただ匂いがこもらないように空気の流れを考えましょう。
天井まで収納を作りたいけど届かない、そんな時はアップダウン方式の金物がありますのでこれを使って届くようにする事も出来ます。
どこに何があるか把握してあるのであれば、扉はガラスではない方がすっきりします。ガラスに食器の陰が映るとゴチャゴチャした感じになりがちです。

リビング収納

リビング収納の場合は、目的が飾りなのか収納なのかで作り方が違ってきます。
収納のためのものなら、壁面に見えるように作ります(でも1面だけにして下さいね)。色は壁と同じ色にして、すっきりさせましょう。
飾りのための場合は、見せ場を作ります。照明を入れたり、装飾部分を作る事で存在感を出した方がいいでしょう。リビングの中心となるのですから。

さて、リビングの中心といえばテレビがありますね。もはやテレビのない生活は考えられません。それならばテレビがあってもおかしくないデザインにしましょう。
最近はテレビは薄型壁掛タイプが主流ですね。インテリア的にはうれしいことです。
見ないときには隠せるデザインや、テレビが絵のように見えるデザインにすることが可能になりました。
テレビの位置は、見る位置を考慮して決めますが、その他はケースバイケースですので割愛します。
例を参考にして下さい。

クローゼット収納

最近はシステム収納が盛んで、扉を開けると至れり尽くせりの状態ですが、私はシンプルに上棚とハンガーだけでいいと思います。後は既製品の手頃な値段の引き出し収納やカラーボックスを利用すれば十分。
プラスチックのワゴン引き出しは、軽くて中も見えて高さの種類も色々あるのでいろいろと使えます。固定で作るよりずっと安いし、自分仕様にアレンジしやすいのもお勧め。
扉は開き戸か引戸がいいでしょう。折り戸は開閉頻度により調整する必要が出てきます。
ついでに鏡を扉の内側につけておくと便利です。

ベッド

意外ですが、ベッドのオーダーは簡単です。
マットレス部分は既製品を使うので、ヘッドボードだけオリジナルで作れば自分仕様になります。パネル状であればお値段もさほどではありません。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

最後に

オーダー家具は、確認は慎重にしたつもりでも、仕上がるまでドキドキですね。慣れていれば大体の仕上がりは想像できるのですが、一般の方は慣れていないの で難しいことでしょう。ですから、信頼できる業者選びも大切です。他に作った家具を見せていただいたり、ショールームに足を運んだり、インテリアのプロに 相談したり、こまめに情報を集めて下さい。少し大変かもしれませんが、その分出来上がったときの喜びもひとしおです。世界でたったひとつの自分だけの家具 ですから…。
さあ、皆さんもマイオリジナル家具、いかがですか?

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