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家づくりこぼれ話

第7話:食い道楽、着道楽、住み道楽?

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下島 今回は「住み道楽」についてお話してみましょう。
さくら 「住み道楽」?なんだか聞いたことのない言葉ですけれど…
下島 そうですね、多分食い道楽や着道楽という言葉は聞いたことがあるでしょうが、住み道楽という言葉はあまり使われてはいないですね。
本来食い道楽と言う言葉には、食べることにはこだわるけれど他のことには無頓着であるという意味合いが感じられるし、着道楽という言葉には、着るものにはお金をかけるけれども食べ物は質素で多少まずくても平気でいられるというニュアンスがあるわけです。所詮人間の生活や性格には偏りがあるわけで、それが、揶揄にも皮肉にも笑いにもなって、人生を楽しく面白くしている訳ですからそれはそれで納得していいのでしょう。
さくら ああ、なるほど〜そういうことですか。だとすれば私の友人に椅子好きの人がいて、有名デザイナーのチェアをいくつも持っている人がいますが、それはまさに住み道楽かな?インテリア道楽かな?
下島 そうそう、そういう事です。生活が豊かになって、家のことやインテリアのことにもお金を回せるようになったとすれば、ここらで住み道楽や、祭り道楽など、衣食以外での道楽がもっと語られてもいいと思うのです。
さくら じゃあ私の場合は旅道楽かな?
下島 そうですか、さくらさんの場合は旅道楽ですか。
さて、これも言葉としてはなかったのですが、そういう人たちは昔からいたようです。実際私も群馬の現場の大工さんから、「××村は屋造りはよいが釜の蓋を開けると鬼が出る…などといわれている」といった話をきいたことがありますし、住み道楽と言う言葉こそなくても、普請道楽という言葉はあったわけですから、ろくなものも食べずに、着るものも粗末でもかっこよく住みたいという潔い人達はきっと昔からいたのでしょう。
さくら 私だったら住まいよりも、食べ物に重点置いちゃいますね。
(普請とは…読み・ふしん。家を建てたり改築したりすること)
下島 そうですね。確かに近頃はやはりグルメについて語られることが多くて、質素なものを食べてでも、インテリアを格好よくするという潔い人が少ないような気がするのです。それというのも、今の時代は「食」のレベルが高ければ、当然「衣」や「住」も高いレベルが当たり前、金の有る無しですべてが決まり、他を犠牲にして自分流を楽しむという潔さが少し薄れているからだと思うのですけど、どうでしょうか?
さくら つまり、1点に凝って追求するのではなくて、衣も食も住もすべて上のレベルを目指してしまっているって事ですね。グルメなものを我慢して、インテリアにお金をかける、そんな人がいてもいいのにって話ですね。
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