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ねむりを変える ふとんのおはなし

第2回 眠り方を考える

理想的な寝姿勢


「生理的湾曲」という言葉をご存知ですか?これは人間の身体を横から見たときに背骨が描いているゆるやかなS字カーブのことです。

背骨に沿って大切な神経がたくさん通っていますから、背骨が正しいカーブを描いていないと身体にいろいろなトラブルが起こってきます。人間が立っているときには、筋肉がこの「生理的湾曲」をキープするよう働いています。そして筋肉が緩んで寝ているときにも「生理的湾曲」がキープされている状態こそが、正しい寝姿勢といえるのです

生理的湾曲

ではどうすれば「生理的湾曲」をキープしたままの姿勢で寝ることができるのでしょうか。
ポイントになるのは体圧分散です。
体圧分散とは、自分の体重=身体にかかる圧力を体全体で均等に受け止めて、肩やおしりなど特定の部分だけに負担がかかったりしないようにすることを言います。
たとえば、床のように固いところに仰向けに寝た時のことを思い出してみてください。頭やおしりなどの飛び出した部分だけが圧力を感じて長い間その姿勢でいるのは難しいはずです。眠っているときにこのような状態だとすると、身体が楽な姿勢を求めるので寝返りの回数が増えて、深い睡眠を得られなくなってしまいますね。寝相が悪い人はお行儀が悪いわけではなく、もしかしたらうまく体圧分散されない環境で眠っているのかもしれません。良質な睡眠のためには「生理的湾曲」をキープ出来る寝具を選ぶことが大切だといえますね。

生理的湾曲

寝具の役割

ところで今私たちが使っているベッド、一番古いものではなんと紀元前のエジプトですでに使われていたそうです。寝心地と快適な睡眠を求めて改良に改良を重ねた結果、長い歴史の中で今のような形に進化してきたのですね。
ではベッド=寝具の役割とはいったい何でしょうか?

寝具の役割
マットレス
まずはベッドの主役といわれるのが、マットレス。素材やコイルの種類などによって実に様々なマットレスがあり、体圧分散性に優れたもの、耐久性に優れたものなどいろいろなタイプから選べます。自分に合ったマットレスを選ぶことが安眠への近道といえるくらいに重要な役割を持つマットレスですから、慎重に選びたいですね。

フレーム
そのマットレスを支えるのがフレーム。マットレスの中に溜まる湿気を逃がして通気性を高めたり、マットレスを床から高い位置におくことで眠っている人をほこりやハウスダストから遠ざける役割を担っています。

まくら
まくらはマットレスとともに正しい寝姿勢のためには欠かせないものです。頭と首を自然な位置で支えることで、マットレスが作り出す「生理的湾曲」をサポートしているからです。

掛けふとん
そして掛けふとん。眠っている間の体温を保ち、身体をやさしく包むものです。いろいろな素材のものがありますから、保温性・放湿性・軽さ・耐久性などの機能を考えて選ぶことができます。
この他に、ふとんやマットレスの湿気調節をするベッドパッドやシーツ、まくらの落下を防いだりデザイン性やベッドサイドの機能を高めるヘッドボードなど、現代の寝具は至れり尽くせりですね。
寝具の役割

そんな中から自分に合った寝具をみつけるにはどうすれば良いのでしょうか?実はあまり知られていない大切な注意点があります。それは、「年齢」です。人は年齢とともに身体の可動域が少ない硬い身体になっていきます。そんなときに合わないマットレスに寝続けると、神経の圧迫・痛み・血流の悪化・代謝物質の蓄積といった悪循環を生み出します。40代を過ぎたら、若い頃よりも硬すぎず、少しサポート力があるマットレスを選ぶほうが身体への負担が少なくなるのです。
性別によっても合うマットレスは違います。男性には硬め、女性には少し柔らかめのものやサポート力のあるのマットレスがおすすめです。また、腰痛持ちの人には硬すぎるマットレスは厳禁です。
このようにそれぞれの身体的な特徴や体重によって寝具の選び方は大きく違ってきます。保温性や放湿性といった機能や好みももちろん重要です。いずれにしても眠っている時の身体にやさしいことを第一に選びたいものですね。

次回のテーマは「まくら」です。お楽しみに!

ねむりを変える ふとんのおはなし

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