梅雨対策で衣・食・住を快適、安全に

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整理収納コンサルタント瀧本真奈美の収納インテリア講座

梅雨対策で衣・食・住を快適、安全に

過ごしやすく快適だった春が終わり、これから不快な梅雨を迎えます。
徐々に上昇する気温とジメジメ上がってしまう湿度、カラッとしない天候やそれによる気圧の変化は、単に不快に感じるだけでなく心身に不調をもたらします。

また高温多湿によってもたらされるカビやダニの発生や洗濯物の生乾きなど、生活への弊害によって家事の悩みも多く出てくる時期ではないでしょうか?そこで出来るだけ快適に梅雨を過ごすために、そのポイントを考えてみます。

体の不調をまずは防ごう

どんな不調が現れる?

なぜ片付けられないの?

梅雨時期は気圧の変化が激しいので、体調が乱れやすく影響を受けるのが循環器、消化器、呼吸器など体の活動を調整している自立神経です。
自律神経が乱れると頭痛、肩こり、食欲不振、胃腸障害、体が重い、やる気が出ない、疲れがとれない、イライラなど様々な症状が現れます。
またこの症状は、忙しく過ごしている人ほど感じやすい症状です。

新年度のバタバタな時期を過ごして疲れも溜まるこの時期。不調に感じる方も多いのはこの為です。

不調を上手くリセットする

  • @睡眠をしっかりとる
    …就寝前に目元を温めて入眠をスムーズにし体を休めて健康を保ちます。
  • A規則正しい生活習慣
    …朝は少し早目に起床し、1日のスタートがバタバタしないようにします。早く起床することで夜の入眠時間も整います。
  • Bリラックスできる時間を持つ
    …好きな音楽、好きな香り、好きなインテリア、趣味の時間など自分がリラックスできる時間や空間を作りましょう。
  • Cぬるめの温度で入浴
    …気温が高くなるとシャワーで済ませがちですが、ぬるめの温度での入浴でゆっくりと血管を拡張し、疲労回復や臓器の働きの活性化を促すことが出来ます。
  • Dバランスの良い食事
    …ビタミン・カルシウム・ミネラルは自律神経の働きを助けます。
  • Eインテリアを変化させる
    …色の持つ効果を取り入れたり、自分が元気になれる色を取り入れ生活から自律神経をコントロールします。

部屋の湿度を調整するコツ

お片づけは遊びの延長

夏季の快適湿度は55〜65%と言われていますが、これに対して梅雨時期の平均湿度は75%前後にも上ります。
これは不快に感じるだけでなく、カビやダニの好む湿度となり、カビの発生、ダニの繁殖にも好都合の環境になってしまいます。

  • 湿度を下げるために出来ることは
  • @新聞紙を湿気の多い場所に敷く
  • A重曹を湿気の多い場所に瓶などに詰めて置く
  • B木炭を湿度が気になる場所に置く
  • C扇風機で湿気の溜まった空気(押入れ、クローゼットなど)を逃がす
  • D除湿機やエアコンの除湿機能を使う
  • E除湿剤を使う
  • F乾燥機を使う
  • などで湿度を下げることが出来ます。
    簡単に出来る方法を組み合わせて部屋の湿度自体を下げる工夫をしましょう。

部屋干しでも快適にお洗濯

生乾きの臭いの原因を知る

部屋干しでも快適にお洗濯

部屋干しと聞くと一番に連想するのが生乾きの臭いではないでしょうか?
生乾きの臭いの原因は「モラクセラ菌」という人間の体内にも常在するグラム陰性球菌です。
洗濯によっても完全になくならないこの菌が、長時間湿った状態で置かれることによって大繁殖した結果が生乾きの臭いとなります。
洗濯が終わっていても衣類を着る時に、この臭いがあるとなんとも不快になります。

快適な洗濯のコツ

部屋干しでも快適にお洗濯
  • @すぐに洗濯できない物には除菌効果のある衣類スプレーをふっておく
  • A酸素系漂白剤や重曹を洗濯に使用する
  • B洗濯物を溜めず、少量ずつ洗濯し、干す際も風通しがよくなるよう間隔をあける
  • C生地の厚いものはより風通しがよくなるような干し方にする
  • D十分な脱水後に干し、扇風機などで風を送り乾燥を早める
  • E洗濯機の乾燥機機能を利用する
  • Fキャスター付の部屋干しスタンドで風通しのいい場所へ移動させる
  • G浴室乾燥を利用する
  • Hコインランドリーを利用する
  • I湿った状態でアイロンをかける
  • などその方法は様々あります。

キーワードは
「早く乾燥させる」
「菌の繁殖を抑える」です。
モラクセラ菌は60℃以上の熱で増殖が防げます。


また洗濯後の衣類保管も、湿気を防ぐ必要があります。
いつものたたみ方でも簡単に除湿できる方法として除湿シートを使用する方法があります。

\梅雨時期におすすめ!洗濯物の干し方をご紹介/
梅雨時期におすすめ!洗濯物の干し方をご紹介

食材管理でアレルギー、食中毒予防

食材管理でアレルギー、食中毒予防

食品を冷暗所で保存。
そう記載された食品も多くあるかとは思いますが、気をつけたいのが開封後の食品です。
昔に比べて温暖化や建築構造の変化から夏季にはなかなか室内に冷暗所がないのが今の住宅事情ではないでしょうか?

そんな中、近年問題視されているのが粉製品に混入したダニを摂取したことによる即時型アレルギー(アナフィラキシー)です。1993年にが初めて報告されて以来、こういった症例が数多く報告されています。

ダニは温度は25〜30℃、湿度は60〜80%を好み繁殖します。この条件が整ったキッチンは特に注意が必要。食品のパッケージを開封した後は冷蔵庫内に保管することによって、ダニによるアレルギーまた食中毒の予防にも効果的です。

梅雨時期の掃除のコツ

梅雨時期の掃除のコツ

建築構造の変化から断熱、密封性が高くなっていることで食品だけではなく部屋の中も全てカビやダニが発生しやすい環境となっています。

除湿をしっかりした後は、ダニのエサとなる埃を十分に取り除く必要があります。

  • @こまめな掃除を行う
  • A埃の原因となる布製品や紙モノの数を見直して減らす
  • Bエアコンフィルターの埃を定期的に取り除く
  • Cフローリングや畳の目に沿って丁寧に掃除機をかける
  • D家具の裏など見えない部分も定期的に掃除
  • Eものの量自体を見直す

埃ぐらい大丈夫。ではなく埃がダニ発生の原因になることも知っておきたいものです。

最後に

1年で1番不快に感じる梅雨時期ですが、ほんの少しずつ工夫していくことで上手く乗り切ることが出来ます。
まずは体調を崩してしまわないように健康であること、そして日々の暮らしが快適であることで嫌な時期もいつもと同じように過ごすことが可能です。

知らず知らずに影響を受けてしまう健康被害に留意し、その時期に必要な事を自分ができる簡単な方法で対応しましょう。少し億劫に感じるかもしれませんが、実は本格的な夏を迎える前に暮らしの見直しや掃除がしやすい時期でもあります。
1年の終わりに大変な思いをして大掃除となる前にハーフ大掃除、ハーフ見直しとして暮らしを一旦リセットしておくと後々楽になります。

埃もダニも、ものも掃除もストレスも溜めこまない。
日々少しずつ出来る快適な暮らしへの工夫を自分のペースで実施してみてください。

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